この記事の内容
  1. 指標の定義を一行で書く
  2. 順位は計測条件をそろえる
  3. 合計の不一致を無理に埋めない
  4. 数値を平均しない報告の例
  5. 切り替え日をグラフの注記にする
  6. 同じ系列で意思決定を続ける

指標の定義を一行で書く

レポートの見出しだけで比較せず、対象サイト、期間、地域、端末、推定か観測かを並べます。「流入」と書かれた二つの数値でも、片方が外部の見積もりで片方が自サイトのクリックなら、一致を求める前提が違います。

順位は計測条件をそろえる

国や地点、端末、対象URL、更新周期を照合します。検索結果は時点や利用状況でも変わるため、自分で一回検索した画面を唯一の正解にはしません。比較する場合は、条件と時刻を残し、継続的な傾向か一時的な差かを確認します。

合計の不一致を無理に埋めない

Search Consoleの検索語一覧には表示されないデータがあるため、見える行の合計だけで全体を再現できない場合があります。欠けた分を別ツールの推定で埋めて実績として報告しないようにします。分からない範囲は、分からないまま集計条件として説明します。

数値を平均しない報告の例

外部ツールAの推定流入と、Search Consoleのクリックが異なる場合、二つを平均して「実際の流入」にしません。表にそれぞれの指標名、対象範囲、期間を書き、意思決定に使う系列を一つ決めます。競合比較には外部推定を一貫して使い、自サイトの改善確認には自サイトの観測を使うなど、問いごとに役割を分ければ、不一致を隠さず報告できます。

切り替え日をグラフの注記にする

計測ツールや対象条件を変えた日は、報告書のグラフにも記録します。以前の系列と後の系列が連続して見えると、読者は同じ測り方が続いていると考えがちです。比較可能な範囲だけを示し、同じ条件でない部分は別の系列にします。順位や流入の増減を説明する際に、サイトの施策と観測方法の変更を分けることで、不要な追加改稿や誤った成果説明を減らせます。

同じ系列で意思決定を続ける

月次の判断では、同じ定義の系列を継続して見る方が解釈しやすくなります。ツールを変えるときは切り替え日を記録し、可能なら一定期間は条件をそろえて比較します。数字が上がったから移行成功とせず、測り方が変わった影響も確認します。

参照した公式情報

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