この記事の内容
  1. 所有者と請求先を一覧にする
  2. 権限を役割へ割り当てる
  3. 日常更新を本人が一回行う
  4. 障害と解約を想定する
  5. 納品の完了条件
  6. 担当者交代の日を想定する

所有者と請求先を一覧にする

契約の一覧には、画面を作るサービスだけでなく、ドメイン、業務メール、フォーム、予約、決済、素材の利用権を含めます。契約者が自社なのか制作会社なのかを明記し、更新案内を誰が受け取るかも確認します。毎月の請求を一社へまとめていても、解約時に必要な移管手続きを別に把握してください。

それぞれ契約者、支払者、更新日、問い合わせ窓口を記録してください。制作会社の個人アカウントに依存したままにせず、変更可能な範囲と公式の引き継ぎ方法を製品ごとに確認します。

権限を役割へ割り当てる

必要な権限は、担当者の仕事から決めます。文章を直す人に契約全体の管理権限が必要とは限らず、反対に支払いを管理する人が公開作業を行える必要もありません。担当者ごとに日常作業と緊急作業を分け、個別のアクセスを止められる方法で引き継ぎます。

編集者区分による機能と料金は、FramerやWebflowなど各社の現行資料で確認します。共有ログインを配る代わりに、個別に停止できるアクセスと、退任時の解除担当を決めます。

日常更新を本人が一回行う

受け取り側の担当者が、自分の端末で電話番号の修正、画像の差し替え、公開前の確認を一度行います。制作担当が横で代わりに操作すると、手順書の不足を発見できません。公開後には、意図したページだけが変わり、フォームやスマートフォン表示が動くことも確認項目に含めます。

確認担当者が必要なら公開前にどこを見るかを記録してください。手順書には画面の場所だけでなく、変更してはいけない共通部分と、誤った場合の戻し方も含めます。

障害と解約を想定する

復旧の確認では、サイト本体と周辺サービスを別々に考えます。見た目のファイルが保存されていても、CMS、検索、フォーム受付、保護されたページが別環境で再現できるとは限りません。制作会社と、何を復元でき、何は再構築が必要かを具体的にすり合わせておきます。

連絡先、データの保管先、手作業の代替を残してください。バックアップや書き出しの範囲は製品ごとに異なるため、サイト一式が必ず別環境で動くと想定せず、確保できる内容を確認します。

納品の完了条件

検収には、問い合わせが正しい受付先へ届き、担当者が記録を探せることを含めます。写真や文章の利用許諾、費用の支払い、今後の修正依頼先も確認してください。合意した作業範囲と対象外の作業を文書にすれば、納品後の小さな変更がすべて無償修正だという誤解も避けやすくなります。

見本データは本番データと区別して扱い、不要なアクセスは正式な手順で整理します。制作者と運営者の責任範囲を文書に残し、公開後の小さな変更の依頼先も決めてください。

担当者交代の日を想定する

担当者交代の練習後は、不要になった権限と、引き続き制作会社に必要な権限を区別します。すべてを急に外して保守不能にするのではなく、責任の移る時点を合意します。アカウントの整理が完了してからも、最初の更新日と契約更新日に誰が点検するかを予定に残してください。

必要な権限を付ける人、不要になったアクセスを外す人、費用を支払う人が別なら、それぞれの連絡先を残してください。

正規のアカウントと権限で作業を再現できることを確認し、制作者へ依存する作業だけを保守依頼の範囲として整理します。

参照した公式情報

料金・提供条件・対応範囲は変更されることがあります。契約前に、下記の公式ページでご確認ください。

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