原稿の版と字幕の言語を分ける
例えば日本語の説明動画へ英語字幕を付け、後で製品名と注意書きを変更する場面を考えます。動画名だけを付けた字幕ファイルでは、どの内容を訳したか分からなくなります。内容の版番号と言語を別の項目で持ち、「説明内容v3の日本語」「説明内容v3の英語」と対応させます。日本語字幕が先にできても、英語の確認が終わるまで英語版を完成扱いにしません。言語の対応表を作り、作成中、確認待ち、公開済みをそれぞれ記録します。
文ごとの対応を作って変更を追う
字幕の行番号は、改行や時刻調整で変わります。原稿側には短い区間の識別子を付け、対応する字幕の範囲を記録してください。一文の修正が入ったら、翻訳する担当者へ旧文と新文、その変更理由を渡します。語句だけの置換に見えても、否定や数量の条件が変わる場合があります。字幕を短くするために省略した表現も、元の意味に影響しないかを確認します。翻訳者が前後の映像や説明を見られるようにすると、孤立した単語の修正を減らせます。
文章の変更と尺の変更を判別する
表記だけを直して音声と映像の尺が変わらない場合と、場面を削って全体の時刻が動く場合を分けます。後者では、修正した一行だけでなく、その後の字幕全体を再確認します。音声を別言語へ吹き替える場合は、日本語版の時刻をそのまま使えるとは想定しません。文章が長くなる言語では、表示時間や区切りを調整する必要があります。時刻を自動で合わせる機能を使っても、製品名、否定、画面の切り替え付近は実際に再生して確認してください。
字幕ファイルと焼き込み版を区別する
Descriptは別ファイルの字幕としてSRTやVTTの書き出しを案内しています。映像の上へ常に表示される字幕とは納品方法が違うため、公開先に合わせて必要な形式を決めます。別ファイルを差し替えても、すでに映像へ焼き込んだ古い字幕は変わりません。日英を同時に焼き込む版を作るなら、文字量と配置も別に確認してください。管理表には言語だけでなく、別ファイルか焼き込みか、元にした動画の版も含めます。
公開環境で言語を切り替えて確認する
編集ソフト内の字幕が正しくても、アップロード時に別のファイルを選んだり、言語の指定を間違えたりすることがあります。公開前の確認画面で、日本語と英語のそれぞれを選び、冒頭、修正箇所、終盤を再生します。必要な範囲では全編を確認してください。画面のラベルと実際の文章が一致しているか、二重に字幕が出ていないか、旧字幕が残っていないかも見ます。確認済みの表示状態と日時を記録し、アップロードしたことだけを完了条件にしません。
一部の言語だけ遅れる場合を決める
日本語の緊急修正が先行し、英語の確認が間に合わない場合にどう公開するかを決めておきます。古い内容の英語字幕を残すのか、いったん提供を止めるのかは、変更の重要度と公開責任者の判断に基づきます。価格や利用条件など、誤解につながる変更を黙って不一致のまま残すことは避けます。更新予定を示す場合も、未確認の翻訳を完成版として配信しません。どの言語をいつ戻すか、担当者と確認の期限を管理表へ残します。
次の更新で使える対応表を保管する
納品時には、内容版、言語、字幕の種類、ファイル、公開先、確認状態をまとめた表を保管します。公開したファイルの名前を後で変更する場合も、対応が失われないよう記録してください。英語訳の変更が必要な区間だけを取り出せると、次回の修正費用を見積もりやすくなります。これは一括で全部を翻訳し直すことを勧める手順ではありません。意味と時刻が変わった範囲を正確に伝え、必要な部分を確認し直せるようにするための管理方法です。
参照した公式情報
料金・提供条件・対応範囲は変更されることがあります。契約前に、下記の公式ページでご確認ください。
- Descript subtitle export情報確認日: 2026-10-29
- W3C WAI captions情報確認日: 2026-10-29
- Descript pricing情報確認日: 2026-10-27
- Descript usage meters情報確認日: 2026-10-27
- Descript top ups情報確認日: 2026-10-27
- VEED pricing情報確認日: 2026-10-27
- VEED subtitle editor情報確認日: 2026-10-27
- VEED watermark help情報確認日: 2026-10-27
- VEED export help情報確認日: 2026-10-27
- HeyGen pricing情報確認日: 2026-10-26
- HeyGen FAQ情報確認日: 2026-10-26
- Supported voice languages情報確認日: 2026-10-26